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全米ドラ1候補がまるで「デグロム」 打者呆然の驚愕投球に米震撼「とてつもない才能」

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全米ドラ1候補がまるで「デグロム」 打者呆然の驚愕投球に米震撼「とてつもない才能」
今年のMLBドラフトの全体1位候補で、次代の米球界を席巻するであろう大学生剛腕に今、注目が集まっている。

今季12勝と米大学球界で圧倒的存在感を見せるポール・スキーンズ投手

ルイジアナ州立大学のポール・スキーンズ投手。SNS上にも「本当に信じられない投球をする」「えげつない」「とてつもない才能の持ち主だ」と、そのピッチングを絶賛する声が多数上がっている。

21歳のスキーンズは、10日(日本時間11日)ルイジアナで行われたケンタッキー大学との試合に登板し、球速102マイル(約164キロ)を記録する豪速球と鋭い変化球で、8回途中、9奪三振無失点。これで今季は12勝2敗、188奪三振、防御率1.77と大学球界で圧倒的存在感だ。その投球フォームは、サイ・ヤング賞2度受賞の剛腕ジェイコブ・デグロム投手(レンジャーズ)そっくり。試合の映像を見たファンからも「国を代表する才能の持ち主、メジャーで何年もエースを務めるだろう」と将来を期待する声が聞かれる。

また、スキーンズは次なる“ショウヘイ・オオタニ”にもなり得る可能性も秘めている。米国空軍士官学校に所属した昨年は、投げては10勝3敗、防御率2.73、打っては打率.314、13本塁打38打点。大学野球で最高の“二刀流の活躍”を見せた選手に贈られる「ジョン・オルルド賞」を受賞した。

「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏が12日(同13日)にツイッターに投稿した動画の中で、スキーンズは「産まれてからずっとエンゼルスファン。マイク・トラウトを見て育った。今はショウヘイ・オオタニ。(私も)二刀流の選手だから、彼を参考にしている」と語っている。MLBの舞台でも第2のオオタニとして躍動できるのか、ベールを脱ぐ日が待ち遠しい。

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