髙橋宏斗の基本情報
籍 | 日本 |
---|---|
出身地 | 愛知県尾張旭市 |
生年月日 | 2002年8月9日(20歳) |
身長 体重 | 186 cm 86 kg |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2020年 ドラフト1位 |
初出場 | 2022年3月30日 |
年俸 | 3500万円(2023年) |
髙橋宏斗の代表経歴
2022年10月4日、野球日本代表の強化試合「侍ジャパンシリーズ2022」のメンバーに選ばれたことが発表された。背番号は14。この強化試合では11月5日の日本ハム戦(東京ドーム)で5回から2番手で登板し、3回無失点に抑えた。
2023年のワールド・ベースボール・クラシックの本戦では、1次ラウンドPOOL B(東京ラウンド)韓国戦(3月10日)において、9点リードで迎えた9回表に5番手として登板し三者凡退で試合を締めた。続くオーストラリア戦(3月12日)では、7点リードで迎えた9回裏に5番手として登板し、先頭打者のアレックス・ホール(英語版)にソロ本塁打を打たれるも後続を断ち決勝トーナメント進出に貢献。決勝のアメリカ戦(3月22日)では、2点リードで迎えた5回表に3番手として登板。先頭のムーキー・ベッツに内野安打を許したが、マイク・トラウトとポール・ゴールドシュミットを2者連続三振。続くノーラン・アレナドに左前打を許しピンチを作ったものの、カイル・シュワーバーを中飛に仕留めて1回を無失点に抑え優勝に貢献した。優勝時点で20歳のため、21歳から飲酒可能な米国の法律によりシャンパンファイトには参加出来なかった。
選手としての特徴
最速158km/hのストレートと、ツーシーム、スプリット、カットボール、スライダー、カーブ、シュートを投げる。なお158km/hの球速は、中日球団内では日本人歴代最速であり、従来の記録157km/h(与田剛、浅尾拓也、福谷浩司の3名が記録)を、与田が最初(1990年)に記録達成して以来、実に32年ぶりに更新した。また、先の3名がいずれもリリーフ登板で記録したのに対し、髙橋は先発登板で記録している。
投球フォームはテークバックが小さく、腕の振りが速いオーバースロー。なおルーキーイヤーは走者のいない場面ではノーワインドアップからの投球であったが、2年目からはセットポジションに一本化している。
2022年の春季キャンプの紅白戦で先発し2回無失点と好投した際には、前田健太(ミネソタ・ツインズ所属)から「中日の背番号19のピッチャー良くないですか?」とTwitterで評価された。また、他球団からは「直球が球速以上に速く感じるし、スプリットもキレがあるので状態が良いときはバットに当てることさえも難しい(中略)能力の高さは佐々木朗希(千葉ロッテマリーンズ)に匹敵する。球の精度を磨けば球界を代表するエースになれると思う」と評されている。
表彰
- 月間最優秀バッテリー賞:1回(2022年8月 捕手:木下拓哉)
髙橋宏斗代表歴
- 侍ジャパン強化試合2022
- 侍ジャパンシリーズ2022 「日本 対 オーストラリア」
- 侍ジャパンシリーズ2023・2023WBC強化試合
- 2023 ワールド・ベースボール・クラシック