湯浅京己の基本情報
国籍 | 日本 |
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出身地 | 三重県尾鷲市 |
生年月日 | 1999年7月17日(23歳) |
身長 体重 | 183 cm 82 kg |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | NPB / 2018年 ドラフト6位 |
初出場 | NPB / 2021年6月3日 |
年俸 | 4700万円(2023年) |
湯浅京己について
プロ入り前
尾鷲市立尾鷲小学校4年時から「尾鷲野球少年団」で野球を始め、尾鷲市立尾鷲中学校時代は「伊勢志摩ボーイズ」でプレー、主に内野手を務めた。
聖光学院高校への進学後まもない1年の5月に成長痛による腰痛を発症、完治するまでの間はマネージャーへの転身を余儀なくされた。2年秋に投手として選手に復帰し11月の練習試合で初登板、3年春の県大会で公式戦デビューを果たし、同大会決勝戦での先発にも抜擢された。
2017年11月にベースボール・チャレンジ・リーグ(BCリーグ)のトライアウトを受験し、BCリーグのドラフト会議で富山GRNサンダーバーズから1位で指名。BCリーグの球団に所属する選手は1シーズン在籍しただけでもNPBドラフト会議での指名対象に含まれることから、短期間でのNPB入りを目標に富山へ入団した。背番号は17。
BC富山時代
2018年には、春先から投球フォームの修正や基礎体力の養成に専念していた。5月にリーグ戦への初登板を果たしてからは、先発ローテーションの一角に定着。
2018年シーズン終了後のNPBドラフト会議で、阪神タイガースから6巡目で指名。富山球団から支配下登録選手扱いでの指名を経てNPBの球団と契約した選手は湯浅が初めてとなった。
阪神時代
2023年1月26日、2023 ワールド・ベースボール・クラシック日本代表に選出されたことが発表された。背番号は22。東京ドーム(1次ラウンド・プールB)で行われた3月9日の対中国戦で8回表に3番手として大会初登板を果たし、3者連続三振を奪った。
選手としての特徴
躍動感のあるフォームから投げ下ろす最速156km/hのストレートを武器に、スライダー、カーブ、チェンジアップ、フォーク、スプリット、カットボールを操る。
ストレートについては、富山時代に球速が急上昇。当時の監督・伊藤智仁の指導によるトレーニングが功を奏して、福井ミラクルエレファンツとの地区シリーズでは151km/hを記録した。
阪神タイガース入団時の担当スカウトの筒井和也は、湯浅の投手としての魅力として「まずハート。2番目は球威・投げっぷり。3番目に技術。変化球を投げられる基礎も持っているが、それ以上に投げっぷりと、なんといっても度胸・ハートが素晴らしい」と評価している。
佐藤義則は、阪神タイガースの抑えとして湯浅が最適であると評しており、小山正明からも「リリーフエース」と認められている。また、侍ジャパンの監督を務める栗山英樹からも「阪神タイガース最強の抑え」と認識されており、2023年のWBC日本代表にストッパー候補として選出されるなどリリーフ適性が高く評価されている。
タイトル
- 最優秀中継ぎ投手:1回(2022年)
表彰
- セ・リーグ 連盟特別表彰:1回(新人特別賞:2022年)
湯浅京己代表歴
- 2023 ワールド・ベースボール・クラシック日本代表