前田健太の基本情報
国籍 | 日本 |
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出身地 | 大阪府泉北郡忠岡町 |
生年月日 | 1988年4月11日(35歳) |
身長 体重 | 6′ 1″ =約185.4 cm 185 lb =約83.9 kg |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2006年 高校生ドラフト1巡目 |
初出場 | NPB / 2008年4月5日 MLB / 2016年4月6日 |
年俸 | $3,125,000(2023年) |
前田健太について
広島時代は沢村栄治賞を2回受賞し、投手三冠王も1回達成。2013年のWBCではエースとして日本代表に貢献した。
代理人はワッサーマン・メディア・グループ。メディア方面のマネジメント契約はアワーソングスクリエイティブ。妻は成嶋早穂。
選手としての特徴
ワインドアップのスリークォーターから平均91.3mph(約146.9km/h)・最速96mph(約154km/h)の速球(フォーシーム・ツーシーム)、82-83mphの数種類のスライダー、74-75mphの落差のあるカーブ、83-84mphのチェンジアップを投げ分ける。プロ入り当初のスライダーは直球と球速差があり、変化も大きかったが、1年目のオフに佐々岡真司から握りを伝授されると、小さな変化で130km/h前後を記録するようになり、変化の大小や緩急、縦横の軌道を使い分けることができるようになったという。NPBでの通算与四球率1.90と抜群の制球力も武器とする。
ロサンゼルス・ドジャースでは、チーム状況から主にポストシーズンにおいてリリーフとして起用されるようになった。リリーフでは先発時に比べてファストボールの平均球速は約3mph(5km/h)上がり、変化球のキレも増して結果を残したことで適性があると称賛されたが、本人は複雑な思いを吐露している。またピッチング以外でも評価され、代打や代走でも起用されている。
2016年から2020年のMLB通算で、右打者へのxFIPが2.95であるのに対し、左打者へのxFIPは4.45と相対的に値が悪い。また、打者一巡目と二巡目のxFIPがそれぞれ3.61, 3.42であるのに対し、三巡目は4.53と相対的に悪く、課題とされている。同期間のクオリティ・スタート率は27%となっている。
広島時代の投球フォーム(2011年4月19日、横浜スタジアムにて)
2010年に飛躍を遂げてからは山田久志や与田剛から「今、セントラル・リーグでエースと呼べるのはマエケンしかいない」と評されていた。また、フィールディングにも優れ、広島時代には5度のゴールデングラブ賞を受賞しており、特にバント処理に定評がある。打撃面では本塁打を通算で3本記録しており、広島時代に2本、ドジャース時代に1本放っている。
タイトル
NPB
- 最多勝利:2回 (2010年、2015年)
- 最優秀防御率:3回 (2010年、2012年、2013年)※2年連続、3回はともに菅野智之に次ぐセ・リーグ2位タイ
- 最多奪三振:2回 (2010年、2011年)
表彰
NPB
- 沢村栄治賞:2回 (2010年、2015年)※2015年は西口文也以来18年ぶり2人目の、完封なしでの受賞
- ベストナイン:3回 (投手部門:2010年、2013年、2015年)
- ゴールデングラブ賞:5回 (投手部門:2010年、2012年 – 2015年)
- 最優秀投手:1回 (2010年)
- 月間MVP:2回 (投手部門:2010年5月、2012年6月)
- 最優秀バッテリー賞:2回 (2010年 捕手:石原慶幸、2013年 捕手:石原慶幸)
- JA全農Go・Go賞:1回 (最多奪三振賞:2011年6月)
- 「ジョージア魂」賞選考委員特別賞:1回 (2012年)
- 「ジョージア魂」賞:2回 (2012年度第1回、2013年度第12回)
- オールスターゲームMVP:1回 (2012年第2戦)
- オールスターゲーム敢闘選手賞:1回 (2014年第1戦)
- オールスターゲーム・ベストピッチャー賞:1回 (2010年第1戦)
MLB
- Topps ルーキーオールスターチーム(英語版) (右投手部門:2016年)
- オールMLBチーム
- セカンドチーム先発投手:1回(2020年)
日本代表
- WBCベストナイン:1回 (投手部門:2013年)
その他
- スーパーベースボール賞 (2010年)
- 報知プロスポーツ大賞:1回 (2010年)
- 夢 希望 感動忠岡大賞 (2011年)
- 速玉賞 (2014年)
前田健太代表歴
- 2013 ワールド・ベースボール・クラシック日本代表
- 2015 WBSCプレミア12 日本代表